アニメでは日本語・英語共にカットされていたシーン。 さて、最近は専ら遊戯王ブームな私です。 日米問わず遊戯王ファンの間では有名な話ですが、遊戯王は、原作がかなりドス黒い内容なため、日本で子供向けにアニメ化される時点でかなり残酷描写がカットされたり柔らかくなったりしました。そしてアメリカで放送されたときには、そこからさらに色々カットされ、 もう全然違う話になっています。 (詳しくは 遊戯王@2ch辞典 もしくは Yu-Gi-Oh!wikia (ページ中ほどのAdaptationの項目)をご覧下さい) まるで残酷なグリム童話が幼児向けほのぼの絵本に作り変えられるように・・・。 私はまだ、英語版アニメの引き伸ばし回以外には大体目を通して、原作を少しずつ英語で読み始めながら、時々日本語版もチェックしたりしているという程度なのであまり詳しくないんですが、今回はバクラの流血シーン(アニメ70話、原作183話)について頑張って調べてみました。 まず原作から。血の量に注目です。 続いてアニメ(日本語)。 血の量が減っています。 一方、4kids版(英語)では 血がまったく出ていない。血そのものがアウトなんですか? ちょっとわかりにくいので、アップで映っているシーンを並べてみました。 3つ全部の比較。左から、漫画(英語)、アニメ(日本語)、アニメ(英語) 血の量以外の比較ポイントは、デュエルディスクがついているかいないかです。 原作では、「何も覚えていない、気がついたら怪我してた」「何故かデュエルディスクが手に着いている」という点で、どう見ても 100%バクラが自分で何かやらかした ことがみんなにバレバレです。(なぜか警察に通報しないことを考えれば、これが一番自然なんですが。)ちなみに、原作ではこのシーンは、宿主のほうの獏良が表に出ているということになっています。 日本語アニメでは、怪我した理由をさらりとぼかして、「何があったんだ?」「よく覚えてない」でスルー。 英語アニメでは、「誰にやられた?」「いきなりだったから、(相手の顔を)覚えられなかった」と、はっきりと誤魔化しています。 両方とも、このとき表に出ているのは宿主ではなく、宿主のフリをしているバクラだという設定です。 その他に、この後の漠良の怪我の具合も、 ・原...
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